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髪の専門家が語る、髪の毛のお役立ち情報
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1日200本抜けても大丈夫? 髪の毛が1日に抜ける本数と、時期や季節の関係。抜ける本数には独自のリズムがあるのです。

ネットでたまに「1日〇〇本髪の毛が抜けるとキケン」という話を目にします。

髪にはヘアサイクルがあって、そのサイクルは毛根ごとに違います。

なので、一気に大量の髪が抜けるなんてことは基本的にはありえない話で、毎日少しずつ抜けていることになります。

髪の本数は平均約10万本と言われています。その内の10%~20%が毛根が休んでいる休止期だとも言われています。

これを15%とし10万本で計算すると、15,000本ほどが休止期の毛根だと言えます。

休止期の期間は短くて2、3ヶ月、長くて9ヶ月と言われいますので平均値近くの5ヶ月とすると、この5ヶ月間で1万5000本の髪の毛が自然に抜けていくことになります。

これを1日に計算すると、15,000本÷150日(30日×5ヶ月)= 100本 となり、1日平均100本ほど抜けているとなります。

となると、1日に倍の200本抜けるとすろと、逆算していけば頭皮の30%が休止期状態となります。それは大変!

ですが、そんな単純な話なのでしょうか? 今回は1日に抜ける髪の本数の話です。

、記事を修正)

時期や季節によって変わる、1日に抜ける髪の本数

確かに1年を通して毎日200本抜けると、それはちょっと危険な状態かもしれません。

ですが、そうではない場合もあるのです。それは、抜けた本数を数えた時期だけ多量に抜けていたときです。

髪の抜ける本数には、ヘアサイクルとは別に独自のリズムがあって、実は季節や時期によって抜ける本数が変わってきます。

つまり、1日に抜ける本数は、いつも同じとは限らないのです。

1番抜けるのは、9月から10月の秋口

抜ける本数は生活習慣や体調・体質などでもちろん変わってきますが、一般的には9月から10月頃が1番髪の毛の抜ける本数が多い時期だと言われれています。

どうしてかは原因は不明ですが、おそらく夏季の暑さ(汗や皮脂の分泌量の増加、夏バテなどによる栄養不足、強い紫外線や暑さによる頭皮のストレスなど)が原因ではないかと言われています。

2番目に多いのが、6月から7月の梅雨時期

次に多いのが、6月から7月頃です。

どうして6月から7月頃に抜ける本数が増えるのか、これも分かってはいないのですが、梅雨時期なので湿気の多さによる頭皮上にいる菌の増殖や、季節の変わり目による体調変化やストレス、などが影響しているのではないかと言われています。

3番目に多いのが、8月ごろの夏場

3番目に多くなりがちな時期が8月ごろです。

やはり、夏の日差しや暑さが影響しているのではないかと言われています。

逆に抜ける本数が少ないのは冬から春

逆くに抜ける本数が少ないのは寒い時期かと思いきや、意外にも3月から4月頃で、次に12月・1月・2月頃となっています。

これも原因はよく分かっていないのですが、夏場や梅雨時期のようなストレスが無いことが要因ではないか、ということになるのでしょう。

このように抜ける本数はその時期によって変わり、よく抜ける時期では200本ぐらい普通に抜ける日もあるのです。

これら以外でも体調や生活習慣など、様々な要因で抜ける本数はすぐ変わります。

さらに言えば、1日の抜け毛の大半が洗髪で抜けるとはいえ、密閉された空間などでないと正確な本数は計測できません。つまり、抜けた本数の正確な数を測るのは、非常に難しいのです。

もうひとつ言えば、休止期の髪は抜ける状態が整った髪といえ、場合によっては簡単な刺激でも抜ける場合もあります。

つまり脱毛症を発症していない人でも、抜ける準備が整った髪の毛が少なくても1万本近く普通にあるのです。

一気に1万本も抜ける可能性はまず無いとは思いますが、その 0.1%(約100本)が 0.2%(約200本)抜けることが、その日よってはあるかもしれない。

これらのことを考慮すると、1日に抜けた数で薄毛や脱毛症の進行状態を把握するのは難しいと言わざるを得ません。

また、こちらの記事に書かれているように、抜ける本数だけで危険や安心を見極めるのは、その判断を間違う危険性があるのです。

リンク:髪は一日何本抜ける? - 所さんの目がテン!

このように200本ぐらい抜けてても大丈夫なこともあるので、抜ける本数だけで薄毛や脱毛症を判断するのは良くありません。

余談ですが

気温が24~25℃以上の高い状態で、頭部を機械的に圧迫するような緊縛状態でい続けると、髪の毛の抜ける本数が非常に多くなるという話があります。

これが24~25℃を下回る低い温度だと、抜ける本数に大きな変化は見られません。

これらの話は個人の研究データで、科学的に根拠があるとは言えませんし、さらに言えばかなり古いデータです。

そうだと確証するにはいたりませんが、参考までに記しておきます。

※参考文献・引用文献:

毛髪大全科(大門 一夫 著)

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