このサイトのロゴアイコン メニューボタンのデザイン用ライン はてなブックマークのロゴアイコン フェイスブックのロゴアイコン ツイッターのロゴアイコン はてなブログのロゴアイコン メニュー用アイコン 1 メニュー用アイコン 2 メニュー用アイコン 3 メニュー用アイコン 4 メニュー用アイコン 5 メニュー用アイコン 6 「目次へ」リンクのアイコン
髪の専門家が語る、髪の毛のお役立ち情報
広告

リンス、コンディショナー、トリートメントの違いと、昔と今では少し違うという話。

みなさんはシャンプーの後に何をしますか?

髪が短い方は何もしないという人が多いかもしれません。ですが、そうではない方はリンスかコンディショナー、それかトリートメントをつけるのではないのでしょうか。

「シャンプーの後に付けるも」のとして、すっかり定着したリンス、コンディショナー、トリートメントですが、同じように使かうものなのに、なぜ三つの呼び方があるのでしょう。

今回の話は、このことについて当サイト的にまとめました。

、記事を修正)

リンス、コンディショナー、トリートメントの違い

リンス・コンディショナー・トリートメントは、大きく分けると「リンスとコンディショナー」と「トリートメント」の2つに分けられます。

この2つの違いは、一般的には配合している成分の、傾向の違いです。

「リンスとコンディショナー」と「トリートメント」の違い

「リンス・コンディショナー」と「トリートメント」の違いは、内容成分の違いです。

ざっくり書くと、リンスやコンディショナーには、カチオン界面活性剤の割合が多く、髪表面をなめらかにする成分が多くふくまれているように思われます。

つまり、髪表面に作用する成分が多いのが、リンスやコンディショナーです。

それに対しトリートメントは毛髪保護成分といった成分が多く、髪がダメージを受けた内側部分まで浸透する成分が多くふくまれているように思われます。

つまり、髪の内部にまで作用する成分が多いのがトリートメントです。

ちなみにトリートメントは英語で書くと「treatment」ですが、これには「治療」や「手当」という意味もあります。なので、洗い流さくても髪の補修目的で使えるよう販売されている「洗い流さないトリートメント」というものもあるのです。

つまりダ髪の毛を治療・手当する目的で使うことを想定されている制品が「トリートメント」なのです。

「リンス」と「コンディショナー」の違い

では「リンス」と「コンディショナー」に違いがあるかといえば、実は違いはほぼありません。「同じ」としているメーカーも多いです

あえて違いを言えば「コンディショナー」はトリートメントのような髪の内側に働きかける成分が、リンスより若干多くふくまれていることもあります。

ですが、その違いはトリートメントほど大きくはないようです。なので、同じと言っても差し支えはないと思います。

それなのに呼び方が2つもあるのには、次のような理由があります。

リンス

リンスは英語では「rinse」と書き、「すすぐ」という意味があります。

というのも、ひと昔まえは、髪を洗うのに質の悪い石鹸しかなかった時代があるのですが、それらで髪を洗うと、洗い上がりの髪がギシギシ、ゴワゴワになっていたのです。

これは水や、体の汚れなどにふくまれているカルシウムやマグネシウム等の成分が石鹸の成分と結合する、いわゆる石鹸カス(カルシウム石鹸といった金属石鹸)が髪に付着するためです。

これを流すため、洗髪後に酸性の水溶液ですすいでいました。石鹸カスは中性の水では溶けませんが、酸性の水では溶けるのです。

これらは「酸リンス」と呼ばれ、これがリンスの始まりだと言われています*1

その後。髪を洗うのに液体のシャンプーが出てきたのですが、昔のシャンプーは洗浄力が強く、皮脂をきれいに洗い流すため、どうしても髪の仕上がりが悪くなっていました。またシャンプーだけの後そのまま乾燥したら、髪に静電気がひどく発生し、髪が広がり、まとまらなくなります。

そこで、それを補ったり防いだりする目的でクリーム状の液体を、先ほどのリンスのように使うので、リンス(クリームリンス)という名称で販売されました。それが現在「リンス」として販売されている製品の元祖です。

コンディショナー

ただし、上記の「リンス」という呼び方は日本独自のもので和製英語です。

海外で日本のリンスに相当するものは「コンディショナー(conditioner)」または「ヘアコンディショナー(hair conditioner)」と呼ぶほうが多いです。

そうです、「コンディショナー」は海外でよく使われている名称なのです。

ちなみにコンディショナー(conditioner)には「調節するもの」などいう意味があります。つまりシャンプー後の髪の毛の調子や仕上がりを調節する、といった意味があるのだと思います。

実は昔は、今とは少し違っていた

とはいえ、現在では「リンス」という名前の製品は少なくなってきており、「コンディショナー」として販売しているメーカーが多いように思われます。

でも、以前は少し違っていました。「リンス」と「コンディショナー」そして「トリートメント」は別のものとして扱われていた記憶があります。

「リンス」と「トリートメント」の役割は今と変わっていません。ですが「コンディショナー」はリンスと同じでは無かったのです。

当時のコンディショナーは「トリートメントとリンスの中間」といったポジションだったと思います。どちらかと言えば、トリートメント寄りの製品という印象がありました。

それが時代ととも、いつのまにかコンディショナーはリンクは同じものどころか、リンスのポジションになろうとしています。これは私の推測ですが、ダメージヘアの増加により消費者ニーズの変化や、海外での呼称が主にコンディショナー、などといったことが影響していると考えています。

実際はどうかは分かりませんが、現実として「リンス」という名前の製品は、ひと昔前よりはずいぶん減った感じを受けます。

リンスとコンディショナー、トリートメントの違いはこのような感じです。

実際はどれも似たような成分なのですが、髪の内側に作用する成分が多いか、髪の外側に作用する成分が多いか、という違いで一応分けられます。

とはいえ、実際は名称は製造メーカー次第なのですのよね。その製品がトリートメントなのかリンスなのかコンディショナーなのか、それを決めるのは作った会社や企業です。

だいたいは、パーマやカラーなどでダメージを受けている髪にはトリートメント。それ以外で、髪の静電気防止や風合いなど、髪の仕上がりの調節にはコンディショナーかリンスとなっています。

基本的に販売されている製品には、このように目的別に違いを持たしていますので、これらを目安に購入すれば良いかと思います。

広告

*1:ちなみに水だけですすぐのは「何も入っていない」という意味でプレーンリンスと呼ばれたりします。